オフハウス巡りの日々

今回、ライブペイントの生演奏をするにあたり、酢平☆さんとの打ち合わせで個展タイトル「食う飲むところに 描くところ」に合せて、「食べる・飲む」というキーワードをいただいた。

そこで、普通の楽器だけではなく、食器類や調理器具などを用いたリアルタイムサンプリングを演奏に取り入れることにした。

手持ちの食器を…とはいかず（もちろん一度は全部叩いた）、周辺のハードオフやオフハウスを巡りめぐって良い音がする食器を探し求めている。こんなとき自転車が趣味だと重宝する。

店に入るとまずは食器コーナーに行き、グラスやお皿を叩き歩く。もうちょっと音が響くほうが…とか、こっちは高音すぎる…とか、とんだ迷惑客状態。これはリアルタイムサンプリング界隈ではあるあるだと思っているけど。

その後は赤ちゃんコーナーへ赴き、子供も居ないのに、さも「私は今、娘のおもちゃを選んでます」風を装っておもちゃをかき鳴らす。

楽器しかとした高尚なもんではなくて、ちょいとチープで誰だって鳴らせるようなものの方が好み。

売り物に傷はつけないように細心の注意を払っているつもりではあるので、もし見かけても生暖かい目で見守っていただけると嬉しいな。